一年で一番昼が長い
一年で一番昼が長い頃。一年で一番夜が長い冬至の頃と夏至の頃の日照時間は、約4時間もの差(場所によっても違う)があります。朝早く起きて活動したり、夕涼みに出かけたりして、太陽が出ている時間を有効活用したいところです。とはいえ、日本では梅雨の真っ最中で、雨雲で空が曇っていると夕暮れが19時過ぎになっていることに気がつきにくいかもしれません。
風物詩は木イチゴ、タコ(関西)、夏越の祓え
クサイチゴやモミジイチゴなどの木イチゴが実る頃。道端に何か落ちていると思ったら、熟したヤマモモの実だったりします。私が住んでいる地域でも、線路沿いなどにナワシロイチゴが実っているのを見つけることができます。
関西では夏至の日に「タコの8本足のようにイネが深く根をはる」ことを願って、タコを食べる風習があります。6月末日は半年分の穢れを祓う神事、夏越の祓え(なごしのはらえ)が行われます。
夏至の夕暮れの俳句
夏至の雨 少し日暮を 早くせり
稲畑汀子 (ホトトギス200806)
今日の気分には、この俳句がピッタリかもしれません。
(自作)閉店後 いまだ暮れない 夏至の夕
「暮れない」に夕焼け空の「紅」をかけてみました。先日、一日中ゲームをしている息子を外に連れ出すべく夕方に散歩をして、疲れたからカフェに立ち寄ると、「18時で閉店なんです」と言われてしまった。まだ17時くらいのつもりでいたら、もう18時半だったという散歩の帰り道に見た空のことを詠みました。この俳句じゃ全然伝わらないな(笑)。まだまだ修行が足りません。