穀雨(こくう)4月19日~5月4日

気まぐれな春の雨

今日から二十四節気でいう「穀雨(こくう)」です。
この頃は天気が変わりやすく、朝は晴れていても昼過ぎには雨が降ったり不安定な空模様となります。まるで今日の天気のよう。
ただできさえ、自粛で自宅にこもっているのに天気までスッキリしないとなると気が滅入りそうになります。が、この頃に降る雨は野菜や草花にとって、とっても大切な雨。昔から穀雨の頃に種まきをすると丈夫な苗が育つといわれ、トマトやナスなど夏に旬を迎える野菜の種まきの目安になってきました。
この雨は必要な雨なんだ、と納得できると、気持ちの持ちようも少しは変わるやもしれません。

フジやツツジが花咲く頃

フジやツツジなどの花が咲くのもこの頃です。

ハナミズキ

兵庫県南部ではハナミズキが見頃となっていて、フジの花はもう少し先、といったところでした。私は先日、前々から欲しいと思っていたモッコウバラをとうとうゲットしました。お向かいのマンションからの目隠しも兼ねて、モッコウバラカーテンを作りたいと思っています。ベランダガーデンでは根元のほうの葉っぱが枯れ落ちていたユーカリに、脇芽が生えてきておりました(途方にくれて放っておいたら勝手に生えてきました😅)。ナツヅタも急激に芽吹いています。植物の小さな芽吹きに励まされます。

モッコウバラ
下葉が枯れ落ちていたユーカリに、、
下葉が生えてきました

2020年穀雨の日記

自宅勤務が続きます。子どもに「お腹すいたー!オヤツまだー?遅いよー!」と追い立てられながら仕事が進むはずもなく、夜、子どもが寝てからその日のうちにできなかった仕事をやる日もあります。ああ、心を空にして「嵐にしやがれ3時間スペシャル」のテレビとかぼうっと見たいもんです。主婦としてはとにかく、三度のご飯が大変です。普段より多めに買い物してるのに次から次へと夫と子どもが食べ尽くしています。とはいえ、睡眠、栄養、運動に注力してなんとか感染を予防したいです。

次回は
立夏(りっか)5月5日~5月19日

この記事を書いた人

西田 めい

西田めい(にしだめい)
書籍編集者、ライター。大阪の編集プロダクション勤務から2022年4月に独立。
古事記、百人一首、源氏物語、枕草子、平家物語、奥の細道など、多数の古典関連書籍の編集、執筆を担当し、古典のおもしろさに目覚めました。柳田國男検定・初級合格(こんな検定あるんですよ、笑)。趣味はベランダガーデニング。
大学時代は軽音楽部だったので音楽が好きです。
著書に『二十四節気のえほん』(PHP研究所)、『はじめてであう古事記』上下巻(あすなろ書房)があります。お仕事のご依頼、ご相談などございましたら、お問い合わせフォームからお願い致します。