冬ごもりしていた虫たちが出てくる
二十四節気でいう啓蟄の啓(けい)は戸を開く、蟄(ちつ)は虫が土の中にこもるという意味です。よって啓蟄は冬眠していた虫たちが土から外で出てくるころ。ただし、ここでいう虫はヘビやカエルのことをさしています。今でこそ爬虫類という分類がありますが、その昔、日本や中国ではヘビやカエルも虫の仲間ということになっておりました。
ジンチョウゲが香り、ツクシが頭を出す
この時期はどこからともなくジンチョウゲの花が香ります。ベランダで栽培しよかなと思っているくらいジンチョウゲの香りが好きです。そしてヨモギやツクシが頭を出す頃です。私が子供の頃はツクシを取ってきて、ハカマ掃除をして母親に佃煮にしてもらっていました。是非とも、子供と一緒にツクシ取りをしたいと思っているので、今はツクシが生えているスポットを探しています。線路沿いの金網のなかにめっちゃ生えていたりするんですよね、、。
「春の皿には苦みを盛れ」
「春の皿には苦みを盛れ」という言葉があります。この時期に出回るたらの芽、こごみ、山ウド、ふき、菜の花などの山菜の苦味や香りは、心身に刺激を与え、元気になる働きがあるといわれてきたのです。実際、これらの山菜や春野菜の苦味には抗酸化作用のあるポリフェノールや新陳代謝を促す成分が含まれています。あー、山菜の天ぷら食べたい! そして蕎麦があるとなおヨシです。蕎麦好きなもので。。ちょっと断線しますが、テレビで藤原竜也さんが蕎麦が好きという話をしていて、「蕎麦湯を自動販売機で売って欲しい」と言ってました。私は名案だと思いましたw
次回は
春分(しゅんぶん)3月20日~4月3日