なりきり向田邦子

デスクワークが多いとき、
「自分は向田邦子だ」と思って、
憧れのあの人になりきってみることを実践しています。
そうすると向田邦子思考になるみたいで
昨日はエノキのお吸い物が残ったのでどうしようかと考えていた時(子どもと夫は残り物をあまり食べない)
『向田邦子 暮しの愉しみ』(新潮社)にあった「海苔吸い」のレシピが浮かびました。

(海苔吸いの材料)
梅干し
わさび
炙った海苔

小さめのお椀に材料を入れ、
熱くしただし汁に酒と少量の醤油で味をつけた吸い地を張る。
※「酒がすすみ、話が弾んだ頃、中休みに出す」とのこと

ということで、お吸い物に海苔(炙るのは面倒なので手抜き)を投入。湯飲みに入れてみると、なんとなくそれっぽいですね。満足満足。
これは簡単なので、小腹が空いた時に今後も良さそうです
(太りそうなものを食べずにすむかも?)。

そういえば、こないだお皿も全部買い換えました。
すべてニトリですが。300円くらいでなんたって軽いのが魅力。かつ電子レンジOK。
そしていろんな種類があるので、家族全員バラバラの柄にしてみました。毎日食卓で使う器を変えてみるのは、
視覚的に満足度高かったです。

で、仕事は結局進んだのか?

気分転換しつつ、なんとか進んでます。なりきり効果はあなどれません。

 

この記事を書いた人

西田 めい

西田めい(にしだめい)
書籍編集者、ライター。大阪の編集プロダクション勤務から2022年4月に独立。
古事記、百人一首、源氏物語、枕草子、平家物語、奥の細道など、多数の古典関連書籍の編集、執筆を担当し、古典のおもしろさに目覚めました。柳田國男検定・初級合格(こんな検定あるんですよ、笑)。趣味はベランダガーデニング。
大学時代は軽音楽部だったので音楽が好きです。
著書に『二十四節気のえほん』(PHP研究所)、『はじめてであう古事記』上下巻(あすなろ書房)があります。お仕事のご依頼、ご相談などございましたら、お問い合わせフォームからお願い致します。