『名医が考えた 認知症にならない最強の食事術』つくりました

 女性は認知症になりやすい!

『名医が考えた 認知症にならない最強の食事術』(宝島社)の編集担当をしました。
6月10日からAmazon、書店にてオンセールです。

 

糖質制限の第一人者、高雄病院の江部先生が認知症を予防する食事術、メカニズムについて語りつくされている本です。
私はこの本を担当して、糖質を摂ることによって体内で生じるAGEs(エージーイーズ)がいかに認知症のリスクになっているかということがわかりました。

あと、私が非常に興味深かった項目は
●果物はもはや毒
●AGEsは消えない借金
●女性ホルモン「エストロゲン」が減少すると認知症リスクが上がる
●インスリンの追加分泌が頻回に起こると
→結果的にアミロイドβがたまりやすくなる
→海馬における記憶定着が阻害される
●「糖化」+「酸化」で老化が加速
●糖質制限で「慢性炎症」を抑止、免疫力アップ

あたり。いや、ほんとは全て興味深いのですが
あえて抜粋してみました。

最近、物忘れがひどいのですが、
「エストロゲンの減少かしら??」
「慢性炎症をほったらかしているから??」
(慢性炎症は簡単にいうと歯周病レベルを含む小さな炎症のこと)
もう心当たりありまくりですよ!
もはや、本気でこの食事法に取り組まねばなりません。

コロナ太りダイエットにも最適

糖質制限は認知症にとって最強の予防になる、という内容の本ですが、もちろんダイエット効果抜群です。
最近、日本テレビの安村アナウンサーが「散歩と腹八分目」で見違えるほど痩せていたことに触発され、私もダイエットを始めました。「散歩、糖質制限+腹八分目」でマイナス3キロ!というゆるい目標設定です。まずは甘いお菓子の誘惑を断ち切るべく(甘いお菓子がめっちゃ好き)、エダマメ、冷凍野菜ミックス、チーズ、イカの燻製などの
お助け食材を買い込んだところ。
過度な飲酒は認知症リスクを高めますが、
ある程度の条件をクリアしていれば適量のお酒は許容範囲とのこと。
ということで、辛口の糖質ゼロ日本酒も買ってみました。


それでも甘いものが食べたくなったら、
カロリーゼロゼリーで当面しのいでいこうと思います。

コロナの影響をモロに受けながら制作

この企画は2012年『「糖質オフ!」健康法 主食を抜けば生活習慣病は防げる!』(PHP文庫)の編集を私が担当していたことから、お話をいただきました。この文庫本は刷り部数10万部を超えた思い出深い文庫本です。その後、私は育児休暇をとっていて、今回は久々に江部先生にお会いしましたが、全然変わっておられない。むしろ若返っているのでは⁉︎
制作期間はコロナ自粛と被ってしまい、本当は撮影ページもあったのに撮影できなくなったりしました。が、なんとかできてよかったです!!!

 

この記事を書いた人

西田 めい

西田めい(にしだめい)
書籍編集者、ライター。大阪の編集プロダクション勤務から2022年4月に独立。
古事記、百人一首、源氏物語、枕草子、平家物語、奥の細道など、多数の古典関連書籍の編集、執筆を担当し、古典のおもしろさに目覚めました。柳田國男検定・初級合格(こんな検定あるんですよ、笑)。趣味はベランダガーデニング。
大学時代は軽音楽部だったので音楽が好きです。
著書に『二十四節気のえほん』(PHP研究所)、『はじめてであう古事記』上下巻(あすなろ書房)があります。お仕事のご依頼、ご相談などございましたら、お問い合わせフォームからお願い致します。