自分の進みたい道を歩く 西野壮平ノマドトーク

かつての仕事仲間であり、今は世界を股にかけて活躍しているカメラマンとなった西野壮平さんが、昨晩、京都でイベントをしていたので行ってきました。

場所はRC HOTEL 京都八坂

築50年の鉄筋コンクリートのアパートをオシャレリノベーションした、美的センスが炸裂しているホテルです。

この日は、彼が北インド地方ラダックを旅して感じたこと、そしてゲストに雑誌『Coyote』などで活躍されていた赤阪友昭氏を招いてノマドトークのイベントをしていました。赤阪友昭氏のプロフィールを何気なく見ていて、近著に『The Myth – 神話の風景から – 』がある、の一文を見つけてぎょっとしました。「ああー、こないだ壁に飾ったフライヤーやん!」と。

壁に飾ったフライヤー
壁に飾ったフライヤー。

 

The Myth (ザ・ミス)あまり聞きなれない英語だけど、「神話」という意味、そしてあの写真、あのフォントの感じも好き。多分10年近く前に大阪心斎橋のスタンダードブックストアのイベントに行った時のフライヤー。写真家さんの名前までは覚えていなかったのですが、ようやくはっきりと認識しました。 何やら縁を感じたので、行こう!と思いました。

そこで二人は「道」について話していました。
道なき道を行くとはどういうことなのか、
逆に道があるとはどういうことなのか、それは先人がつくった轍(わだち)を行くということ、
二人の話を聞いていて、
私も自分の進みたい道を歩くためには、もっと自分の感性を研ぎ澄ませなければならない、と思いました。プリミティブ(原始的)な感覚、この言葉もなんとなく心に残った言葉です。
まだうまくまとめきれないのですが、おいおい言葉にしていけたらいいなと思います。
アイキャッチ画像は西野さんがラダックで撮影した「道を作る人たち」です。

イベント後は八坂通を抜けて、法観寺の五重の塔などもチラ見しつつ帰りました。たまにフワンとお香の匂いがするのがなんか京都っぽくていいよね、なんて友人と話しながら。
もっとゆっくりできたら最高だったのですが。まあ、老後の楽しみに置いておくことにしましょうか。やっぱ健康の維持は必須になるなあ。

この記事を書いた人

西田 めい

西田めい(にしだめい)
書籍編集者、ライター。大阪の編集プロダクション勤務から2022年4月に独立。
古事記、百人一首、源氏物語、枕草子、平家物語、奥の細道など、多数の古典関連書籍の編集、執筆を担当し、古典のおもしろさに目覚めました。柳田國男検定・初級合格(こんな検定あるんですよ、笑)。趣味はベランダガーデニング。
大学時代は軽音楽部だったので音楽が好きです。
著書に『二十四節気のえほん』(PHP研究所)、『はじめてであう古事記』上下巻(あすなろ書房)があります。お仕事のご依頼、ご相談などございましたら、お問い合わせフォームからお願い致します。