寒露(かんろ)10月8日〜23日in 兵庫県南部

2019年十三夜は1011

  二十四節気でいう寒露は、朝、草木が露に濡れる頃を指します。露、はさすがにまだ早いものの、昨日くらいからようやく秋らしい気候になってきました。日暮れも早くなり、1730分には日が落ちて、18時にはかすかに夕焼け空が残るのみ。

日暮れ
18時くらいの空

「秋の日はつるべ落とし」という言葉がありますが、まさにあっという間に日が落ちています。この頃は空気が冴えわたり、月を見るにうってつけの時期です。ふと、そろそろ十三夜かな、と思って調べたところ、2019年の十三夜は1011日の夜。つまり明日。

そこでいつもは二十四節気の初日が過ぎようと、堂々と途中から述べているブログですが、少しは急いでアップすることにしました😅

十三夜は、中秋の名月(旧暦815日)とペアで江戸時代ごろから行われていた月見の行事です。片方だけ見るのは縁起が悪いとされていました。

が、今年の中秋の名月(913日)は曇っていて月が見れなかった気がします。すでに片見月だけど、、まあ、気にしないっと。それに明日はちょっと天気が悪いかもしれません。なので、今日から1013日の満月くらいまで満ちていく月を楽しむくらいでいいのではないでしょうか。

昨日の月

アイキャッチ画像は十三夜にはクリ(またはサトイモなど)をお供えしていたことから。クリ食べたいな〜。

この記事を書いた人

西田 めい

西田めい(にしだめい)
書籍編集者、ライター。大阪の編集プロダクション勤務から2022年4月に独立。
古事記、百人一首、源氏物語、枕草子、平家物語、奥の細道など、多数の古典関連書籍の編集、執筆を担当し、古典のおもしろさに目覚めました。柳田國男検定・初級合格(こんな検定あるんですよ、笑)。趣味はベランダガーデニング。
大学時代は軽音楽部だったので音楽が好きです。
著書に『二十四節気のえほん』(PHP研究所)、『はじめてであう古事記』上下巻(あすなろ書房)があります。お仕事のご依頼、ご相談などございましたら、お問い合わせフォームからお願い致します。