『自分のことも、相手の心もよくわかる! しあわせのレッスン』つくりました

アドラー心理学で10代女子の悩みを解決していく本

『自分のことも、相手の心もよくわかる! しあわせのレッスン』(KADOKAWA)の編集を担当しました。今日からAmazon、書店にて販売開始です。この本はアドラー心理学で10代女子の悩みを解決していくという本です。

随所にマンガもあるのでとっても読みやすくなっていると思います!
この年末年始で娘や、姪っ子、親戚へのプレゼントを考えている方へ、
是非ともオススメしたい1冊です。

紙面
悩み相談は、自然な口語文体にするために「です」「ます」調と口語体を混ぜるチャレンジをしております。

監修の上谷実礼先生に実際にいろんな悩み相談に答えてもらいながら作っておりまして、友だち関係から、家族関係、学校に行きたいくないとか、恋愛関係まで、
幅広い問題を扱っております。
私の姪っ子はもう高校生ですが、友達関係に加え、
恋愛関係にも深く切り込んでいるので、さりげなくプレゼントしたいと思います。

ポイントまとめ

編集担当者の個人的な感想

「この本が私の中学生時代にあったらよかったのに」と思った項目がありました。それは、
「友だちを応援していて同じ子に恋しちゃった」です。
これに似たシチュエーションですごい困った記憶がよみがえりました。
中学3年生の頃、私が好きだった男の子(A男くん)と仲がいい女の子(B子ちゃん)がいて、
そのB子ちゃんが仲介してくれて、私はそのA男くんと付き合うことになりました。
ところが、その後、B子ちゃんが「ごめん、私もA男くんが好きになった」とナチュラルに私に言ってきた事件があったのです。
えええー!いや、一応アンタのおかげで付き合ってるんだけど!!
(とはいえ、私も初めてのお付き合いでB子ちゃんを介さないとA男くんと会話ができない状況だった)
で、どうなったのか、、なんかショック過ぎてあんまり覚えていないのです。
恋愛の悩みって答えがないように思っていたのですが、
一応、自分の悩みを見つめていくと答えが見つかるんだなあ、とこの本を通して感じました。
あの頃は人の心のことばっかり考えていたような気がします。

ママ友に入れない自分の参考にもなった

マンガは転校生の女の子が、アドラー心理学を勉強して、自分を勇気付けたりしながら、自分の居場所を見つけていくというストーリーです。
なんだか、子どもの保育園のママ友のコミュニティに入り込んでいけない自分と重なりました。

ネタバレかな。。

「仕事が忙しいから」とか色々葛藤があるものの、
「気の合うママ友がいたらいいな」
「ママ友付き合いに憧れている」
という自分の本当の気持ちにも気がつきました。
これからは仲良くなりたい、と思った人には積極的に声をかけていきたいと思いました。このように、子どもが読む本でありながら、大人にとってもかなり役に立つ本です。
もし見かけましたら、手にとってみていただけますとこれ幸いです。
試し読みはコチラから↓

この記事を書いた人

西田 めい

西田めい(にしだめい)
書籍編集者、ライター。大阪の編集プロダクション勤務から2022年4月に独立。
古事記、百人一首、源氏物語、枕草子、平家物語、奥の細道など、多数の古典関連書籍の編集、執筆を担当し、古典のおもしろさに目覚めました。柳田國男検定・初級合格(こんな検定あるんですよ、笑)。趣味はベランダガーデニング。
大学時代は軽音楽部だったので音楽が好きです。
著書に『二十四節気のえほん』(PHP研究所)、『はじめてであう古事記』上下巻(あすなろ書房)があります。お仕事のご依頼、ご相談などございましたら、お問い合わせフォームからお願い致します。