小暑(しょうしょ)7月7日〜7月21日

梅雨の最後、大雨が降ることも多い

二十四節気でいう小暑は、梅雨明けが近づき、夏らしい暑さが始まります。そして梅雨の最後は大雨が降ることが多い時期です。まさに今、大雨警報出てますから! この雨が終わるとセミが鳴き始め、本格的な夏の始まりです。

地盤が緩むので二次災害にご注意を

兵庫県南部では7月8日水曜日くらいからセミの鳴き声がしていました。息子はセミの抜け殻集めに夢中でした(セミ本体は怖くて触れない)。大雨が降ると思いきや午前中は奇跡的に青空になった日でしたが、午後はやはり大雨だったという変な天気でした。うっかり川沿いを散歩してしまったのですが、やはり川はかなり増水しているので近づかないに越したことはありません。

『水害の大研究』(PHP研究所)がやっと発刊

私が執筆を一部担当した『水害の大研究』(PHP研究所)がやっと発刊されました。

この本では半分くらい原稿を書きました(コロナの影響もあって発刊が延期されてました)。アマゾン、書店で販売されます。そしてこの本は図書館に入ると思われるので、もし見かけられましたら手に取っていただけますとありがたき幸せです。

 

冠水してからの車での避難は危険です。車で避難するならば早めの避難を。そうすることで車も守れます。

次回は
大暑(たいしょ)7月22日〜8月6日

この本を作っている最中に、神奈川県逗子市で斜面に立つマンションの土台となる石積みが崩落し、女子高生が命を落とした報道を見ました。土砂災害は一瞬にして人の命を奪う恐ろしい災害だとあらためて思い知りました。そして、大雨の被害にあわれた方を心よりお見舞いを申し上げます。

この記事を書いた人

西田 めい

西田めい(にしだめい)
書籍編集者、ライター。大阪の編集プロダクション勤務から2022年4月に独立。
古事記、百人一首、源氏物語、枕草子、平家物語、奥の細道など、多数の古典関連書籍の編集、執筆を担当し、古典のおもしろさに目覚めました。柳田國男検定・初級合格(こんな検定あるんですよ、笑)。趣味はベランダガーデニング。
大学時代は軽音楽部だったので音楽が好きです。
著書に『二十四節気のえほん』(PHP研究所)、『はじめてであう古事記』上下巻(あすなろ書房)があります。お仕事のご依頼、ご相談などございましたら、お問い合わせフォームからお願い致します。