●オリジナルの二十四節気をつくろう!
以前、二十四節気の本をつくった
ことがあります。
その時にひと悩みしたのは、
日本全国の地域によって
気温差や文化の違いがあって、
万人が共感できるような
指標を示すのが難しい、
ということでした。
そこで私は、本来ならば
自分が住んでいる地域の
二十四節気の指標をオリジナル
でつくるべき、と思っていました。
●処暑、萩の花に気がつく
そして今は、
夏の暑さが落ち着いてくる処暑
(あと1日で終わりますが)。
ふと秋の七草に代表される
萩(はぎ)の花がいつも
使っている駅の
線路沿いに咲いていることに
気がついたのです。
なんだかものすごく野性味
あふれる萩だけど、、、
今日見たら小さなマメの
サヤらしき部位があったので
やはり萩。
萩はマメ科の植物ですから。
そして『万葉集』で一番多く
詠まれている植物として有名です。
もっといい写真が撮りたいので
夕方にゆっくり撮ろうと思いきや
夕方には姿を消している⁉︎
どうやらツユクサのように
夕方になると花がしぼむ植物
だったんですね。
初めて知りました。
いにしえの人は初秋には萩を
見るデートをしていたそうです。
が、夕方にはしぼむ花なので
デートは早朝に
していたのでしょうか……。
●線路沿いの二十四節気、
終わりと始まり
前々から線路沿いは
(住宅街や田舎の路線に限る)
春はツクシ、
冬は冬イチゴが見られるなど、
穴場的な自然観察スポットだと
個人的に注目しておりました。
ヨシ、この萩を皮切りに
線路沿いの二十四節気の
指標を集めてみようかな!
そう思ったのは今日の朝。
そして今日の夕方に
線路沿いをふと見ると……
バッサリ刈り取られておりました(T ^ T)
世の中って無常ですね。
●補足
今、発売されている雑誌『和楽』では、
馬場あき子先生が新連載を
始めたので思わず買ってしまいました。
90歳から新連載がスタートするとは……!
まさに人生100年時代だなあと思います。
萩の花について述べられておりました。
しかし、2カ月合併号とはいえ、
1500円とは、、雑誌にしちゃあ、高い!
けど、かわいいクリアファイルにつられてしまいました。