山を眺めると落ち着くのはなぜか

●山の安息感
今日は買い物してご飯を食べてから、
甲山森林公園(兵庫県西宮市)に行きました。
子どもが生まれてから、すっかり森林浴と縁遠くなっておりました。
(突然歩かなくなったりして面倒くさかったので、、)
ある程度の距離を歩けるようになった今、
ようやく解禁する時が来た……。なかなか感慨深い。

息子と私

夏のレジャーで、海か山か、というと、
私は山派です。泳げないってのもありますが。
山は見ているだけで心満たされます。
4年前は大阪市内に住んでいて
山のことはすっかり忘れていたのですが、
今住んでいる場所は北に目を向けると山が見えます。
その安息感たるや。
そうだ、私は実家にいた頃も
ずっと山を眺めて育ってきたんだった、と思い出しました。

●私たちは山の合間に住んでいる
日本の国土は70%が山林で、
私たちはだいたい、山の合間の土地に住んでいることになります。
高層ビルなどがなかった時代、
人々は今よりもっと山を眺めていたはず。
毎日のように山を眺めていて、その恵みをいただき、
ときには恐ろしさも味わっていたことでしょう。
そりゃ、愛着をもつし、
信仰の対象にもなるわな。

ちなみに
柳田國男が『山人外伝資料』で
「山人は一度も平地に下らずに日本縦断ができる」といったことを
言っていて、「ホンマか?」と正直思ったことがあったけれど、
なんか言いたいことはわかるような気がします。

山から見た市街地
甲山森林公園から見た西宮市街地

●まとめ
山を眺めて落ち着くのは日本人の本能。
むしろ落ち着かないときは山を眺めるべし。

この記事を書いた人

西田 めい

西田めい(にしだめい)
大阪の編集プロダクション勤務。書籍編集者。
古事記、百人一首、源氏物語、枕草子、平家物語、奥の細道など、多数の古典関連書籍の編集、執筆を担当し、古典のおもしろさに目覚めました。
趣味はベランダガーデニング。
大学時代は軽音楽部だったので音楽が好きです。
著書に『二十四節気のえほん』(PHP研究所)があります。