2019年夏の土用、丑の日は?

●フライングうなぎ
なんとなーく疲れが取れない。
夏バテかな?
そう思うとつい食べたくなるのが、うなぎです。
もうそろそろ、土用の丑の日では?
そう思って先日のランチでろくに調べもせずに
うな重を食べたのですが、
2019年、夏の土用の丑の日は
7月27日(土)でした。
とんだフライングうなぎです。
早く食べ過ぎたのでこの夏、
もう一回くらいは食べることになるやもしれません
(単なるうなぎ好き)。

うなぎ

●「土用」期間は土いじりNG
「土用」は二十四節気とはまた別に設定された
雑節になります。
四立(立春、立夏、立秋、立冬)の前の
18日間のことで、つまり年4回、季節の間に当たります。
今年の立秋は8月8日なので、
2019年夏の土用は7月20日〜8月7日まで。
その期間中の丑(うし)の日に
「う」がつくものを食べる風習があったことから、
うなぎを食べるキャンペーンが江戸時代から始まりました。

陰陽五行思想では、
春が木、夏が火、秋が金、冬が水で、
季節の間が土にあたるため、「土用」と呼ばれています。
よって、土の気がさかんになるため
土いじりをしないほうがよいとされています。

●ベランダ庭仕事をやっつける
それがなんとなく頭の片隅にあったおかげで、
ベランダガーデニングの掃除しよーかな、と思った時に
「来週は土用の入りになる。今日やろう!」
とスイッチが入りました。
この時期はクーラーの排水で
排水溝がドロドロになるんです。
子どもの相手もしつつ、雨も降ってて、
家事もやる気がしないー、という日でしたが
排水溝がキレイになるとちょっと
スッキリしました。

水やり
水やりを手伝う息子
ベランダの様子
普段は非常口開けてますー。

この記事を書いた人

西田 めい

西田めい(にしだめい)
書籍編集者、ライター。大阪の編集プロダクション勤務から2022年4月に独立。
古事記、百人一首、源氏物語、枕草子、平家物語、奥の細道など、多数の古典関連書籍の編集、執筆を担当し、古典のおもしろさに目覚めました。柳田國男検定・初級合格(こんな検定あるんですよ、笑)。趣味はベランダガーデニング。
大学時代は軽音楽部だったので音楽が好きです。
著書に『二十四節気のえほん』(PHP研究所)、『はじめてであう古事記』上下巻(あすなろ書房)があります。お仕事のご依頼、ご相談などございましたら、お問い合わせフォームからお願い致します。